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記事一覧

山を走ることを始めたということ

:山登りに目覚める山登りを始めたのは5年ほど前の初夏でした。この頃、長い付き合いだった同世代の友人を癌で亡くしました。痩せ細っていく彼を見るにつけ、それでも生きる希望を捨てなかった彼の闘病の過程を目の当たりにして彼が亡くなった時に「人はたとえ若くても死ぬんだ」という至極当たり前のことを痛感しました。まだまだやりたかったことも多かっただろうと彼の無念さがなんだか身体にスーッと入ってきた・・・そんな感...

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期間限定でしか利用できない天国

:上高地という最上級の観光地のその脇の天国へ2019/09/18/19涸沢カールから北穂高岳に登頂した翌日のお話。天候次第では奥穂高岳からジャンダルムへ登頂、天狗のコル経由で岳沢へ下山する山行計画を考えて入山しましたが生憎の天候により断念。涸沢カールから望む常念岳方面には青空も見えますが今いる場所は全く回復しそうにありません。涸沢カールを後にして下山を選択しました。しかし折角ここ北アルプスの懐まで来てすごすご...

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天空の楽園から岩稜の頂へ

夏の登山ピークがひと段落して且つ、紅葉へはまだ少し早い人出のまばらなこの時期、予てより挑戦したかった北アルプス穂高岳登頂を目指してきました。行程では初日に涸沢カール到着後に北穂高岳への登頂。翌日はザイテングラートから穂高岳山荘へ立ち寄り奥穂高岳へ登頂しジャンダルムを抜け天狗のコルから岳沢へと下山するルートを計画しましたが、2日目は悪天候に阻まれ奥穂へ登頂することなく上高地へと下山。穂高連峰を一望す...

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残雪と岩峰、神々が住まう歴史と信仰の山々「剱岳・立山三山」縦走 3

:電源開発に掛けた人々の歴史を辿る「立山黒部アルペンルート」:いつの時代も人々の心をとらえる山 立山三山縦走からの続きとなります大正10年から昭和8年にかけて立山水系を利用した発電所を全部で7つ建設し、これにともなう鉄道の敷設も計画されました。これが後の立山黒部アルペンルートの端緒となったと言われています。当時、全線開通へ向けた鉄道建設事業が立案、実行され始めましたが、太平洋戦争へと突入した日本は激化...

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残雪と岩峰、神々が住まう歴史と信仰の山々「剱岳・立山三山」縦走 2

:いつの時代も人々の心をとらえる山 立山三山縦走前回「試練と憧れ、アルピニズムに満ち溢れた孤高の頂 剱岳」からの続きとなります。剱岳を俯瞰できる谷、剱沢キャンプ場で一夜を過ごし午前2時半ごろの天の川。午前3時半を迎えるころには山頂でのご来光を目的とした登山者のヘッドライトが登山道に見え始めます。気温は5,5度。宵の口、風は強かったのですが現在は無風状態。上着を一枚羽織っていれば寒さに震えることはありま...

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